舞台やミュージカルの感想

あなたの目の前で輝くその一瞬の為に産まれてきた。一瞬一瞬を全力で生き抜く表現者が大好き。

SHOCKを迎えるにあたり…

ラストパイからずっとずっと…それはラストパイ以前からもずっとずっと思っていたこと…もうSHOCKの前に一度は整理しておかなくてはならなかった自分の今の気持ちと在り方を今一度確認しておきたくて…でもそのきっかけがラストパイで…ラストパイの衝撃から…自分の好きに向き合っておくために…今後も好きでいられるために整理しておこうと思う。

 

私の推しちゃんは…結構いる。

でも…推しちゃんへの好きは、皆平等にある。

好きってそもそもなんだろう的なことだけど…私の好きは舞台やライブ上で…板の上で自分の命を削りながらも必須に表現する表現者の推しちゃんである。

そこに生身の人間性は全くいらない。リアルを求めていないということ。

そもそもそこに知らなくていい情報などは見たくないし知りたくないし、できたら隠しておいていただけたら嬉しい。

 

でも時々…ラジオや歌番組でプラベをお話する推しちゃんにリアルを感じてしまうし…そこが好きなのか錯覚を抱いてしまうのをどうにかしたい…

 

人間性も好きでいたいけど…それが本当なのかと疑う自分も嫌だし、それを期待してしまい、裏切られる自分がいたたまれない気持ちになるのが嫌なのだ。

 

推しちゃんは全く知らない他人なのだ。

 

全く知らない他人だからこそ、アイドルでいたり…舞台の上で役を自分を生き抜く姿に心を打たれるし揺さぶられるし…感動するのだ………。

 

はじめに抱いた感情をずっとずっとそのまんまの気持ちで推しちゃんを見ていられたらいいな…そういう方を見ているととても羨ましくなるし…自分もそうでありたいと思うのだけど…

 

たぶんもうそれはできない…でもできなくてもいいかな…それが自分だし…自分の目線で想いで推しちゃん達を見つめて…見守り…応援できていたらいいのかな…………って最近は思う。

 

もうすぐSHOCKが始まる。

 

今年は本編とEternalご縁があれば両方とも観劇される方もいらっしゃるのかな…。

 

去年はご縁があり、EndlessSHOCK Eternalを観劇させていただけた。

 

今年も本編は見れずEternalのみ。

いただけたご縁をしっかりと受け取って観劇させていただけることとても感謝…。

 

光一さん…勝利くん…推しちゃん二人が出演の舞台なんてこれから先あるかないかみたいなもの。

このご縁にとても感謝。

 

 

勝利くん…私はどんな気持ちでどんな好きで勝利くんのライバル役のショウリを観劇すればいいのかずっとずっと悩んでいた…。

 

去年の舞台上の勝利くんはとても素敵だったし…大変なお稽古頑張ってきたんだな…と一目でで分かるほど完成されていた…。

 

ただね…借りてきた猫感がね…やっぱり見え隠れしていたのずっと気になっていた…🥲

 

はじめてのSHOCK…しかも憧れの光一さんと共演…計り知れない緊張と重圧。それに負けない精神力…。全てを抱えながらのショウリを演じなければならなかった勝利くん…。マイルドな気品溢れるライバル役…に見えた…。

 

勝利くんらしいライバル役だったのかも…でもやっぱりもっともっとコウイチとのバチバチしたライバル役を見たかったし…カッコ悪くても…泣くときに涙と鼻水ダラダラでも…怒りや感情を気持ちをもっと入れたライバル役のショウリを見たかった…のが本音です。

 

今年はどんなショウリかな…コウイチのライバル役…きっと色んな重圧がかかってくるよね…でもね、ショウリはコウイチのライバルなのだ………ライバルだからこそもっともっともっと役に入りきって色んな概念や雑念を取っ払って役に向き合ってコウイチと対等でバチバチするショウリを見たい………。

 

それにはきっと勝利くんのショウリに対する向き合い方…舞台に対する向き合い方…コウイチに対する向き合い方をしっかりと形成させていかないといけないのかな………って。

 

 

もっともっと純粋に雑念のない状態で真剣に…役に入る…向き合うこと…それを自担ちゃんに求めている…。

 

そんな簡単じゃないけど…簡単じゃないからこそ…観客はファンは恐ろしいほどそこを見抜く…甘えは、絶対に許されない。

 

 

そんなショウリを今年はぜひ観たいな…と思っています。

 

SHOCKの開幕を前にちゃんと気持ちを向き合えて良かった…。

 

SHOCK…無事に幕が上がりますよう心より願っています…。

 

 

#EndlessSHOCK

#佐藤勝利

#堂本光一

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

波と暮らして ラストパイ

2023.3.23

 

黒田育世 再演譚vol.2『波と暮らして』『ラストパイ』」

 

Bunkamuraシアターコクーン

 

やっとこの日が来た…。チケットのご縁をいただいてから今日まで色んな準備をしてきて…準備ができない自分を責めたりもしながらやっとやってきたこの日。

 

めちゃめちゃ緊張と興奮で随分前から頭中の整理ができなくて眠れなくてご飯食べれなくて泣いてた日がやっときた…。

 

緊張でガチガチになりながら…手が冷たくて震えてながらシアターコクーンに向かった。

 

織山くんのラストパイ…。

 

暗転して…じろさんのギターと銅鑼がガンガンに鳴り響いて…スポットライトが静かに一人の男の子に当たった…その瞬間…織山くんを見つけて…その瞬間にもう自分の魂が鷲掴みにされるほどの衝撃と感動で魂が命が揺さぶられ涙が自然に溢れてた…。

 

そこからはもう…ひたすら40分間踊り続ける織山尚大がいて、40分間もうなんの涙なのか分からない涙を流しながら見守る自分がいて…とても神秘的な空間だった…。

 

本当は皆さんのレポみて…受け止められる器ではない自分がいて怖くてどうしょうもなくて…不安でいっぱいになっていた…でも…そこにある織山くんはそれを覆すほどに…大丈夫だから…絶対に絶対に大丈夫だから…ちゃんと観ていて…目を逸らさずちゃんと見届けて…と言わんばかりのパワーを送ってきていた…。

 

なんだろう…美しくて強くて神々しくて…神秘的でもう言葉なんかで表せない。

 

背中の汗がとてつもなくて…踊るたびに汗が飛び散って命が削れてゆく…

 

何度も何度も何度も何度も倒れても倒れても倒れても何度も何度も何度も起き上がって立ち上がって一つの動きを目指す眼光の強さ…底しれないパワー…

 

胸が壊れるじゃないかと心配になるくらいにガンガン胸を叩いて…その皮膚の音が鳴り響いて…織山くんの叫び声と激しい息遣いが聞こえてきて…次の一手を目指す鋭い眼光があって織山尚大の力強く美しい魂が命が懸命にそこにはあった。

 

その瞬間を今日、この瞬間を見届けられたこと…本当に奇跡だと思った。

 

織山くんの魂が命が削られてゆく…黒田さんの…カッコもつけさせないし色気も出させない…そういうことじゃない…もっと邪念のない気持ちで真剣に…という言葉が頭の中に次々に出てきて…織山くんの踊る姿とリンクして…なんて神々しく神秘的で捧げるように踊る姿は…こんな姿はなんて美しいんだろう…この世にこんな美しい様が存在するのだ…と何かを浄化されたような気持ちで見つめていた…。

 

群れる…孤独…恐怖…自分と向き合う…葛藤…そして生命力…神秘…踊り続ける意味…喜び…ラストパイでの受け取り方はそれぞれ…。

 

後ろの群舞の皆さまの踊りが本当に素晴らしくて…織山くん一人じゃきっと乗り越えられない何かを支えてくださっていて…尊敬と感謝でいっぱいになった。

 

カーテンコール…二人のダンサーさんに抱えられながらも何度も何度も出てきてお辞儀する織山くん…。じろさんを紹介する時はきちんと立っていた織山くん…。

最後抱えられながらもフラフラになりながらもコーンロウがほどけても…来てくださったお客様にありがとうございましたと感謝の気持ちをお伝えする織山くんの命が魂が本当に強くて美しかった…。

 

帰り道…衝撃と…それを観れた奇跡とで頭と心と身体が自分じゃない気持ちでふわふわして…しばらくなんの涙なのか分からない涙が溢れてて帰るのに休憩しないとならないくらいフラフラだった…。

 

Bunkamuraシアターコクーンが長期休館すること…そして幕を上げる祝祭の踊りを黒田さんが手がけること…そして織山尚大くんを見つけてくださったこと…この19歳のこの時にラストパイを踊れるということ…なんだか全てがリンクして…織山尚大くんのこれからの未来に全てに繋がってゆくのだということ…

 

この神秘的な奇跡みたいな出来事…ご縁をとても感謝するとともに…織山くんにとって今後とてつもない経験となること…黒田さんとカンパニーの皆様に深く感謝したい。

 

そして織山くん…ラストパイを千秋楽を迎えたときどんなに成長しているだろうと想像もつかないほどなんだろうな…。

 

無限の可能性を秘めた織山尚大くん…これから世界を変えるほどの人になっているのかもしれない。

 

そのくらい無限の可能性を感じた。

これからもずっと見守らせてね。織山くんの夢が叶いますように…。

 

 

#ラストパイ

#織山尚大